フィラリア予防

フィラリア・ノミダニ予防のお知らせ

フィラリア予防は4月~12月の9ヵ月間、ノミダニ予防は1年を通して行うことが望ましいです。フィラリア予防薬の詳細や料金は本ページの下部をご覧ください。

フィラリア症とは

心臓に寄生する寄生虫によって発症する病気です。感染幼虫を持った蚊に刺されることで感染し、心臓、肝臓、腎臓など多くの臓器に障害を起こします。フィラリア症にかかると、体内に侵入した幼虫が皮膚の下や筋肉内で脱皮を繰り返して成長します。成長した幼虫は血管内に侵入し、血液の流れにのって心臓へ移動します。肺動脈や心臓で15~30cmの成虫になり、メスは幼虫を産んで血管内に放出します。心臓に成虫がたくさんいると血液の循環が悪くなり、咳や呼吸困難、腹水、血尿、貧血などの症状が現れ、最悪の場合は死に至ってしまう恐ろしい病気です。

フィラリア
フィラリア症の予防

予防薬は、錠剤、チュアブル剤、スポット剤(皮膚に垂らす薬)から選ぶことができます。フィラリアの幼虫が肺動脈や心臓に入ってしまうと、予防薬では駆除できません。幼虫が体内に侵入してから心臓や肺の血管に移動する準備が整うまでに約2ヵ月かかります。幼虫が皮膚の下で生活している間は何も変化はありません。そのため予防期間中はしっかりと月1回の投薬を続け、体内に侵入した幼虫が肺動脈や心臓に移動する前に定期的に駆除することで確実な予防となります。

フィラリア検査

感染しているかどうかは血液検査によってわかります。血液検査の他、レントゲン検査やエコー検査を行うこともあります。毎年、投薬を開始する前には、きちんと予防できているかを確認するために必ず検査を受けましょう。前年に投薬を忘れてしまっていた期間がある場合や、飼い主様が気付かない間に薬を吐き出していた場合など、知らない間に感染している可能性があるからです。感染に気付かずに投薬してしまうとショック症状を引き起こすことがあります。

予防期間

蚊に刺されることによって感染しますので、予防期間はその地域の蚊の発生時期により異なります。蚊が発生する時期の1ヵ月後から月1回の投薬を開始し、蚊がいなくなった月の翌月まで続けます。東京では5月~12月の8ヵ月間が一般的な予防期間ですが、近年は3月半ばから蚊の発生が確認されています。そのため、当院では4月~12月の9ヵ月間を予防期間としてご案内しております。

当院で処方できるフィラリア予防薬/料金

当院では飼い主様にご希望のお薬を提供できるよう心掛けておりますが、いずれもメーカー発注品のためご来院時に在庫がない場合もありますのでご了承ください。事前にお電話いただければ在庫有無・入荷予定などお調べできますので、お気軽にお問い合わせください。

現金割引適用後の料金となります。
消費税込みの料金となります。
※料金は予告なく変更する場合があります。

わんちゃんのフィラリア予防薬/料金

わんちゃんの予防薬は8ヵ月分以上おまとめ買いいただけますとキャンペーンの対象(赤字にて記載の料金)となります。ぜひご検討ください。

ねこちゃんのフィラリア予防薬/料金
葛飾区・新小岩駅|よつば新小岩動物病院|ペットホテル・トリミング